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Exercise 5: Ansible Tower 環境の確認

別の言語で読む: uk English, japan 日本語.

Table of Contents

Objective

演習環境を確認します。本演習は以下を含みます。

  • コントローラーノード上の Ansible バージョンを確認します。
  • 以下について確認します:
    • Ansible Tower の インベントリー
    • Ansible Tower の クレデンシャル
    • Ansible Tower の プロジェクト

Guide

Step 1: Login to Ansible Tower

ブラウザでコントローラーノードのDNS名にアクセスしてください。

例えば、受講者に作業環境 student1 が割り当てられており、ワークショップ名が durham-workshop の場合にリンクは以下になります:

**https://student1.durham-workshop.rhdemo.io**

このログイン情報はワークショップの開始時に講師から提供されています。

Tower Login Window

  • ユーザー名は admin
  • パスワードは講師から提供されます。

ログインすると、以下のようなジョブダッシュボードがデフォルトで表示されます。 Tower Job Dashboard

  1. 画面右上の i ボタンをクリックします。

    information button link

  2. 以下のようなウインドウがポップアップします:

    version info window

    ここで Ansible Tower と Ansible Engine のバージョンを確認することができます。

Step 2: Examine the Ansible Tower Inventory

Ansible Tower でジョブを実行するためにはインベントリーが必要となります。インベントリーは先の演習で登場したインベントリーフェイルと同様のもので、ジョブの実行対象となるホストの一覧です。また、Red Hat Ansible Tower では、ServiceNow や Infoblox DDI のような構成管理データベース(CMDB)と連携することも可能です。

Ansible Tower のインベントリーに関する詳細情報は documentation から参照できます。

  1. 左側のメニューから RESOURCES の下の Inventories をクリックします。

    Inventories Button

  2. インベントリーには Demo InventoryWorkshop Inventory の2つがあるはずです。Workshop Inventory をクリックします。

    Workshop Inventory Link

  3. Workshop Inventory から上部の HOSTS ボタンを選択します。ここには rtr1 から rtr4 のホストが登録されています。1つのデバイスをクリックしてください。

    VARIABLES フィールドに注目してください。ansible_host 変数を含めて host_varsはここに設定されています。

  4. 画面上部の Workshop Inventory リンクをクリックしてトップレベルメニューへと戻ります。

    Workshop Inventory Top Link

  5. 次に GROUPS を選択します。routerscisco などの複数のグループが確認できるはずです。1つのグループをクリックします。

    VARIABLES フィールドに注目してください。 ansible_connectionansible_network_os 変数といった group_vars はここに設定されています。

ここでのチュートリアル動画は以下になります:

animation walkthrough ansible tower Youtube でも確認できます Click Here

Step 3: Examine the Ansible Tower Workshop Project

プロジェクトは Ansible Tower に Playbook をどのようにインポートするかを定義します。Playbook と関連するディレクトリを手動で Ansible Tower Server 上で管理することもできますし、Playbook を格納した Git や Subversion、Merucial のようなソースコード管理システム(SCM)を利用することも可能です。

プロジェクトに関するより詳細な情報は documentation を参照してください。

  1. 左メニューバーの RESOURCES の下の Projects ボタンをクリックします。

    projects link

  2. PROJECTS には事前設定された2つのプロジェクト Demo ProjectWorkshop Project があるはずです。ここでは Workshop Project を選択します。

    Workshop Project Link

    このプロジェクトでは GIT が選択されていることに注目してください。これは、このプロジェクトにおいてSCMとしてGITが利用されることを意味します。

  3. Workshop Project の中からドロップダウンメニューの SCM TYPE をクリックします。

    Git や Mercurial、Subversion などが選択できることを確認します。このあとの演習を正しく進めるために、選択は Git へと戻しておいてください。

animation walkthrough ansible tower projects Youtube でも確認できます Click Here

Step 4: Examine the Ansible Tower Workshop Credential

クレデンシャルは認証情報を管理し、 Tower での Jobs を起動する時の対象マシンに対してやインベントリーソースの同期、SCMを使ったプロジェクトの同期に利用されます。このワークショップでは、ネットワークデバイスへの認証にクレデンシャルが必要になります。

クレデンシャルに関するより詳細な情報は documentation を参照してください。

  1. 左メニューバーの RESOURCES の下の Credentials ボタンをクリックします。

    credentials link

  2. CREDENTIALS には事前設定された3つのクレデンシャル Demo CredentialTower CredntialWorkshop Credentials があるはずです。ここでは Workshop Credential を選択します。

    Workshop Credential Link

  3. Workshop Credential の以下を確認してください:

    • CREDENTIAL TYPEMachine に設定されています。
    • USERNAME には ec2-user が入力されています。
    • PASSWORD はブランクです。
    • SSH PRIVATE KEY は設定されており、ENCRYPTED と隠蔽されています。

animation walkthrough ansible credentials Youtube でも確認できます Click Here

Takeaways

  • Ansible Tower は Playbook を実行するのにインベントリーが必要になります。このインベントリーは、コマンドラインからPlaybookを実行したときのものと同じです。
  • この演習では Tower のインベントリーは事前設定されていましたが、既存のコマンドライン用インベントリーをインポートすることも簡単です。こちらの blog ではいくつかの既存インベントリーを Ansible Tower へインポートする方法が紹介されています。
  • Ansible Tower は GitHub などの既存SCM(ソースコード管理システム)と同期することが可能です。
  • Ansible Tower は SSH秘密鍵やログイン用パスワードを暗号化して保存することが可能です。その他にも、CyberArk や HashiCorp の Vault など、既存の認証情報管理システムと連携することも可能です。

Complete

以上で exercise 5 は終了です。

これで Ansible Tower を利用するために必要な3つのコンポーネント(クレデンシャル、インベントリー、プロジェクト)を確認できました。次の演習ではジョブテンプレートを作成していきます。

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